2023年10月~12月期 栃木県中小企業景況調査(178回)
業況
県内全体の業況(DI値)は、前期(7-9月期)と比較し悪化(-10.0→-16.9)となったものの、3期連続で全国平均を上回る結果となった。また、業種別に見ると全ての業種で悪化となったが、来期は小売業で大幅な改善となる見込みである。
仕入単価は、製造業で76.0ポイント、建設業で52.7ポイント、小売業で82.5ポイント、サービス業で72.9ポイントと各業種で高止まりが続いており、各業種の経営上の問題点の第1位にあげられいる。
来期は、県内全体の業況は4.8ポイントの改善となる見込みであるが、4期ぶりに全国平均を下回る見込みである。業種別に見ると製造業、サービス業がほぼ横ばい、建設業は11.5ポイントの大幅悪化、小売業では23.9ポイントの大幅な改善が見込まれている。