2022年4月~6月期 栃木県中小企業景況調査(172回)
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県内全体の業況(DI値)は、前期(1-3月期)より13.6ポイント改善の-17.3ポイントとなり、全産業において改善となった。特に前期に大幅悪化となった小売業では、26.8ポイントの改善となったが、全産業で仕入単価の上昇が経営上の問題点として第1位にあげられており、高止まりが続いている。
来期は、建設業、小売業で悪化が見込まれるが、製造業、サービス業では改善が続く見込みであり、県内全体の業況としては1.5ポイントの改善となる見込みである。
全国と比較すると今期は2.9ポイント低いものの、来期も小幅の改善が続く見込みである。