この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
~建設業を除き大幅な改善となるも、先行き不安な小規模企業景況~
〈産業全体〉
6月期の小規模企業の景況DIは、建設業が横ばいとなったが、その他の業種では大幅な改善となった。
ワクチンの普及により、経済活動が活性化し、業況も少しずつ回復傾向にあるが、製造業と建設業については、ウッドショック等原材料価格高騰の影響が出始めており、今後の採算の確保に悪影響が出る事を懸念する声が多く見られた。
第5波による緊急事態宣言発令や、まん延防止等重点措置が続く中で、全業種において未だ厳しい状況が続いており、先行きを不安視するコメントが目立った。