この度、全国商工会連合会より小規模企業景気動向調査結果が公表されました。
この調査は、全国約300 商工会の経営指導員による調査票への選択記入式で行われたものです。
調査結果の概要は以下のとおりです。
~経済活動の停滞やウッドショック等の影響で、伸び悩む小規模企業景況~
5月期の小規模企業の景況DIは、小幅な悪化となった。製造業は改善したが、建設業はウッドショック等の影響で大幅な悪化となった。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の延長等により、自粛ムードが強いことから、GWなど本来繁忙期であるが、経済活動が停滞している。
前年同月比との比較のため、昨年の▲80.3からは大きく改善しているものの、コロナ禍前の水準にはほど遠く、依然厳しい状況が続いている。
また、コロナ禍の長期化により、地域全体で疲弊が目立ち、資金繰りに苦慮する事業者が増えているとの報告が多かった。