管内経済は、厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる。
今月の判断
・鉱工業生産活動は、持ち直している。
・個人消費は、持ち直しの動きがみられる。
・雇用情勢は、弱い動きとなっている。
・設備投資は、前年度を下回る見込み。
・公共工事は、2か月ぶりに前年同月を上回った。
・住宅着工は、19か月連続で前年同月を下回った。
ポイント
生産活動は、情報通信機械工業をはじめ17業種で上昇したことから、2か月連続の上昇となった。
個人消費は、百貨店・スーパー販売額が8か月ぶりに前年同月を上回った。コンビニエンスストア販売額が8か月連続で前年同月を下回った。
また、雇用情勢は有効求人倍率が上昇したものの、弱い動きとなっており、総じてみると管内経済は、厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる。
今後については、新型コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢の動向等が国内経済に与える影響について留意する必要がある。