お知らせ

2020.10.23

関東経済産業局発表 管内の経済動向(8月のデータを中心として)

管内経済は、厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きがみられる。


今月の判断

・鉱工業生産活動は、持ち直しの動きがみられる。

・個人消費は、持ち直しの動きがみられる。

・雇用情勢は、さらに弱い動きとなっている。

・設備投資は、前年度を上回る見込み。

・公共工事は、2か月ぶりに前年同月を上回った。

・住宅着工は、17か月連続で前年同月を下回った。


ポイント

生産活動は、情報通信機械工業をはじめ9業種で低下したことから、3か月ぶりの低下となった。

個人消費は、百貨店・スーパー販売額が6か月連続で前年同月を下回った。家電大型専門店販売額が4か月連続で前年同月を上回った。

また、雇用情勢は有効求人倍率が低下するなど、さらに弱い動きとなっており、総じてみると管内経済は、厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きがみられる。

今後については、新型コロナウイルス感染症の拡大や国際情勢の動向等が国内経済に与える影響について留意する必要がある。